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2020/06/03 00:00




革というよりも、持ち物として向き合うことが前提。

普段から状態に気を配ること。
まずは見ること、変化に気付くことから始めてほしい。

革のお手入れとは、自分と向き合うこと(使い方)と保湿

経年変化といえど、正解はありません。人それぞれの性格(環境など)、個性が反映されます。
それが革を育てる醍醐味です。

自分らしく育てて、自分だけの所作にしていただければ幸いです。

お使い前、お使い中の参考までにお読みくださいませ。  





長く使うため。

ケアするのは気持ちよくて、不思議とカッコ良い、気がしますね。


濡れてしまった時にケアをしていると予防になる。


靴や鞄と異なり、財布はよく触れるモノです。

日光に晒されることも、極端に汚れることも、
他の革製品(靴やカバン)と比べて、少ないかと思います。

ですので、長期保存や濡れてしまった場合を除き、乾いてヒビ割れをおこすようなことはありません。
※長年の使用で油分が抜けるので、ヒビ割れはおこります。





乾いた布ですぐに拭き取ってください。

革は濡れると、シミになるだけかと思いきや伸縮します。


所作に使用される革は比較的水に強く、シミになりにくい素材ではありますが、
必ず、すぐに水気を拭き取ることをおすすめいたします。

最初は濃く変色しますが、乾くと元通りになることもありますので、
無理に擦らず、水気を拭き取ってから、通気性のいいところで自然乾燥させてください。
(ドライヤーで乾かすのはNGです)

放置する、もしくは熱を与えると型崩れをしてしまい、元どおりにはなりません。







使用頻度、環境、持ち主の性格によりますが、目安として1,2ヶ月に一度くらいでOKです。

やりすぎるとカビやベタつきの原因となりますし、育たなくなります。


黒くなる黒ジミを避けたい場合は、
使う前にスクワランなどクリームを塗る、汚れ防止がおすすめです。


良く触るモノとして、革に油分に含まれているので使っていると自然と油分が出てきます。

普段から気を付ける点は、よく曲げるところと摩擦するところ。

油分がとんでしまうので、長年使ってボロボロに見える箇所でもあります。

またポケットに入れる際は、夏場の汗ジミの原因となりますので、汗をかく時期はなるべくバッグに入れてお使いください。

同じように乾燥する時期は、ケアの頻度を高めましょう。


摩擦はバッグの中で動くところに入れると傷がついたり、端の方が黒くなったりします。

それも自身の性格が反映されるところではありますが、避けたい方はバッグの中で
固定させるように持ち運びをお願いします。





基本的に裏側はお手入れは必要不可欠ではありません。
→定期的にブラッシングして汚れを溜めないようにしてください。

裏側(床面)というのはザラッとした面です。箔シリーズでは箔が革の裏側です。

所作では箔が長持ちするように、仕上げを行っておりますが、
ずっと保ちたい方は、防水スプレーがおすすめです。(同じように1,2ヶ月に一度でOK)

またどんな革でも裏側は摩擦により毛羽立ちます。

これも経年変化ですが、苦手な方はトコノールを塗るなど対応可能です。

市販のものですが、最初から塗る必要はありませんので、あくまで困ったら東急ハンズなどでお買い求めください。





・ベーシック、ボレロ、雲母・・・汚れ防止に使い始めから塗ってもOK

・ブライドル(バッグ含む)・・・白いロウが取れてから

・ナチュラル(ヌメ)、スモーキングレー・・・光沢が出てから

・オイルヌバック・・・2、3ヶ月後の使用以降

・和紙・・・革の裏側に和紙を定着させています。和紙面に塗ると汚れが付きやすくなるので塗らないようにしてください。
※和紙の剥がれを防ぐ方法としては、防水スプレーがおすすめ

・所作cp・・・おすすめです

・オーロラ、シャボンなどの箔・・・最初からケアをする必要はありません。箔部分のブラッシングがおすすめ。
少し硬く、馴染ませたい場合はスクワランを使い初めに塗ってもOKです。
※柄が表の場合は防水スプレーで保護して、よく曲げるような箇所を保湿すると比較的ではありますが柄の長持ちに繋がります。


その他シリーズはお問い合わせくださいませ。





所作シリーズに使用される革は油分もしっかりと含んでおり、普段の手入れについて
デリケートな革製品と比べて神経質にならずとも大丈夫です。

普通に使用していると、個人差、革の差はありますが一ヶ月程度で光沢がでます。


これは革の表面に薄い膜が張った合図ですので、それが出ると多少の汚れや水気を弾いてくれます。


※その期間、ご心配でしたら防水スプレー使用されても問題ありません。
(できればヌメ革用がおすすめです。シミにならないよう遠くから散布してください)


1、2年以上経つと、普段のケアの差が出てきますので、
定期的なスクワランでの保湿はおすすめです。





分解してプレス、クリーニング・再整形がメンテナンスの基本内容です。

※所作cpでは分解ができないため、上記のメンテナンスと異なります。



お困りの際は姫路STUDIOまでご相談くださいませ。

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